過日、枝野経産大臣が墨田区の「うすはりガラス」で有名な松徳硝子㈱を視察され、私も同行させて
いただきました。野球のイチロー選手がCMで美味しそうにビールを飲んでいるシーンがきっかけで
「うすはりガラス」のグラスが一躍有名になったそうです。注文が殺到し生産ラインが追いつかない
とのこと。従業員さんは45名。20代、30代の方も多いのに驚きました。また、55年間勤めていらっ
しゃる70才の大ベテランの方も居られました。流れ作業の工程を通して、全員が一丸となって熱心に
取り組んでいる様子が印象的でした。三代目の社長さんで、明るい気さくな方でした。
どんなに良いものを作っても価格にそのまま反映することができず、それほど利益が上がらない。
海外に売り込む海外展開と言っても、日本の文化と違ってよく理解して頂けない。お話を伺って
まさに経産省が進めているクールジャパンだと思いました。日本の文化をパッケージで国策として
売り込んでいく必要があると強く感じました。
枝野大臣とも同じ気持ちを共有できたと思います。大臣もグラス作りの実演もあり、有意義な一時を
過ごさせて頂きました。