16年前の今日、阪神淡路大震災が発災致しました。当時、牛乳配達をしている最中に人伝で知り
甚大な被災状況をブラウン管を通して見ることになり、阿鼻叫喚いたしました。そして、5年前の今日
は、私の義母が黄泉の旅に旅立ちました。家族のために家事、商売と朝から晩まで働き通しの方で
した。晩年は病から家の中で過ごすことが多く、会う度に私の仕事の状況を気遣ってくれたことを思
い出します。他界する前夜、珍しく私に「寝室まで連れて行って欲しい。掛け布団をかけて欲しい。」
と甘えてきたのが私と母との最期の会話になりました。命日である今日、墓前で手を合わせながら
在りし日の母の笑顔を思い浮かべ、穏やかな気持ちになりました・・・。
被災者、並びに母への哀悼の誠を捧げます。