小沢一郎元民主党幹事長が検察審査会で2度目の起訴相当の議決を受け、強制起訴されました。
今回の起訴議決は「政治とカネ」に対する厳しい市民感覚を反映しており、刑事被告人がほぼ有罪と
みられる日本社会の意識改革を迫ったことになります。日本の刑事裁判は、これまで「起訴=ほぼ有罪」
が社会の共通認識でした。しかし、今後は捜査のプロと市民の「二重基準」が刑事裁判に混在することに
なります。「調書主義」から「法廷主義」という刑事司法の変化を象徴する裁判となるのではないかと指摘
されております。
今後「二重基準」のままでいいのか、制度のあり方を見直すべきではないでしょうか。