菅首相は記者会見し、8月29日に控えた日韓併合100年にあたり、首相談話を発表しました。
過去への朝鮮半島の「植民地支配」に関し、「多大の損害と苦痛に対し改めて痛切な反省と心からの
お詫びの気持ち」を発表しました。十分な議論もないまま閣議決定され、「村山談話」と比べても大きく
踏み込んだ内容となっています。
菅首相談話の問題点は、明治以降の日本の先人たちの努力をほぼ全否定し、韓国の立場だけを
述べている一方的な歴史認識であります。
もう一つの問題点は、日韓基本条約で解決済みの対韓補償問題が蒸し返される恐れもあることです。
自虐的な歴史認識に基づく談話は、歴史を歪めることになりかねません。
党内で強く抗議して参ります。