先日、私が区議会に初出馬した際から、ご支援をいただいた82才の女性が突然脳梗塞で倒れられ、鬼籍に入られました。病気ひとつ無く、いつも明るくお元気な方で故人の周りには絶えず多くの人が囲む人面倒見のいい方でした。
脳梗塞で倒れてしまった際にご家族が救急車を呼ばれて、区内のER救急指定の都立病院を指定したそうですが、一切連絡が取れずに他の病院から病院へと搬送された後、即手術を受けて、一命をとりとめることが出来ました。しかし残念ながら、数週間後に帰らぬ人となってしまいました。
ER救急指定の医療機関としての役割とは一体何なのでしょうか?強い憤りを感じます。
↓ 社会保障費の削減による医師不足。今後、少子高齢化が更に進んで参ります。
このままでは深刻な事態を招きかねません。
昨今、救急車での受け入れ拒否の事例が頻発致しております。原因は明らかに我が国の「医師不足」です。
「命」に関わるところにもっと手厚い財源を投じるべきでは。世界一の長寿国であり有数の少子高齢化社会でありながら、人口1,000人当たりの臨床医師数が2人と先進国中最低クラスであることがこの国の実情です。
故人のご冥福をお祈り申し上げますとともに、「命」を大切にする政治を強く訴えて参ります。