朝夕の日が延びて、蒸し暑い季節を迎えることとなりました。二週に続けて週末に墨田区、荒川区内での祭礼がございました。下町ならではの人情の機微を随所に感じさせる人と人との絆が、まだまだ息づいていました。
※祭礼での「宮入り」の風景
そんな矢先、ホコ天で賑わっている日曜日の白昼、「秋葉原無差別殺害事件」が発生致しました。世間を震撼させ、「ここまで来てしまったのか」と身の毛もよだつ思いを致したのは皆様も同様のことと存じます。お亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。また、加害者に対しては「厳しく断罪されるべきだ。」と思います。
日本の家族が崩壊し、戦後教育の歪みが弊害となって表われ、若者が希望を持てない国になってしまいました。物質的な豊かさを追い求めるあまりに、日本人の本来、有していた「心」をいつの間にか忘れてしまった様に思えてなりません。
国民全員が真剣に考えて世直しをしなければ日本は沈没してしまいます。「家族の在り方」をもう一度、見直す時が来ているのではないでしょうか?