先日、5月23日に民主党、共産党、社民党、国民新党の4党で「後期高齢者医療制度廃止法案」を参議院に共同提出しました。「後期高齢者医療制度」は75歳以上という年齢で線引きし、75歳未満の世代と別にする。「現代版姥捨て山政策」と批判を受けても仕方がない制度であり、そこには「温もり」のかけらもありません。
民主党では「後期高齢者医療制度」を廃止して、一旦、老人保健制度に戻し、それぞれの世代がお互いに支えあっていく抜本的な社会保障制度改革に努めてまいります。
「少ない年金から介護保険と医療保険を天引きされ、働きたくても、働けない。いっそ、生活保護を受けた方がいいかもしれない・・・。」、「健康に不安があるのに、年金額が減って困っている。お医者さんにかかることさえも、あきらめなければならないのか?」等々、悲痛な声を毎日、耳に致します。医療費の抑制、削減という目的を達成するためだけに・・・。
「人間の尊厳」をも無視した、人の感情を斟酌しない「後期高齢者医療制度」は即刻、廃止すべきだと、日々、お訴えして参ります。ご支援の程、宜しくお願い申し上げます。