地域の集まりでのことです。多数のご高齢者からお叱りを受けました。先輩方がご不満を持たれていることは「後期高齢者医療制度」(長寿医療制度)でした。
「長寿医療制度」というが・・・この制度では安心して長生きできない、年寄りは追いやられているみたいだ。7万円の国民年金から介護保険と医療保険で1万円も天引きされたら生活ができない、消費者金融の取り立てのようだ、このような痛切なご意見をいただきました。
この制度の呼び方自体、艱難辛苦を乗り越えて日本の発展の礎を築いて来られた先輩方の尊厳を損なう呼び方です。そして、それ以上に「後期高齢者医療制度」(長寿医療制度)の中身が社会権である「幸福に生きる権利」を侵しかねない内容です。
民主党は「後期高齢者医療制度」(長寿医療制度)の廃止法案を提出し、廃案に持ち込みたいのですが・・・政府・与党は衆院での、数にものをいわせて、生活者無視のこの制度を存続させることでしょう。だからこそ、政権交代が必要なのです。
政府・与党が一番欠落している感覚は、生活者と同じ視点・立場です。私は皆様と同じ視点・立場に立ち、生活者を無視して、数の力で強引に押し切るやり方に異を唱え続けて参る所存です。